セルの書式設定の[配置]タブにあたります。
文字の配置 (横位置・縦位置)
横位置の配置はHorizontalAlignmentプロパティで設定します。
縦位置の配置はVerticalAlignmentプロパティで設定します。
実行プログラム
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Sub Sample4_11_1() ' 横位置 Cells(1, 1).HorizontalAlignment = xlLeft ' 左詰め Cells(2, 1).HorizontalAlignment = xlCenter ' 中央揃え Cells(3, 1).HorizontalAlignment = xlRight ' 右詰め ' 縦位置 Cells(1, 2).VerticalAlignment = xlTop ' 上詰め Cells(2, 2).VerticalAlignment = xlCenter ' 中央揃え Cells(3, 2).VerticalAlignment = xlBottom ' 下詰め End Sub |
折り返して全体を表示する
WrapTextプロパティをTrueに設定すると指定セルのテキストが折り返されます。
行の高さは必要に応じて自動的に調節されます。
実行プログラム
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Sub Sample4_11_2() Cells(1, 1).WrapText = True End Sub |
縮小して全体を表示する
ShrinkToFitプロパティをTrueに設定すると、列幅に収まるように自動的に文字列を縮小します。
実行プログラム
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Sub Sample4_11_3() Cells(1, 1).ShrinkToFit = True End Sub |
セルを結合する
セルの結合
MergeメソッドでRangeオブジェクト内のセルを結合します。。実行プログラム
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Sub Sample4_11_4() Range(Cells(1, 1), Cells(2, 3)).Merge End Sub |
セルの結合を解除する
UnMergeメソッドで指定セルを含む結合範囲を分割します。実行プログラム
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Sub Sample4_11_5() Cells(1, 1).UnMerge End Sub |
セルが結合されているか確認する
MergeCellsプロパティがTrueの場合、セル範囲に結合セルが含まれています。実行プログラム
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Sub Sample4_11_6() If Cells(1, 1).MergeCells = True Then Cells(1, 1).UnMerge End If End Sub |
セルの結合範囲を取得する
MergeAreaプロパティで指定セルのある結合範囲を表すRangeオブジェクトを取得します。実行プログラム
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Sub Sample4_11_7() MsgBox "結合範囲:" & Cells(1, 1).MergeArea.Address & vbCrLf & _ "結合行数:" & Cells(1, 1).MergeArea.Rows.Count & vbCrLf & _ "結合列数:" & Cells(1, 1).MergeArea.Columns.Count End Sub |
文字列の方向、角度の設定
Range.Orientationプロパティで文字の向きの設定をします。
このプロパティは角度(-90 ~ 90)を設定する方法と、定数を設定する方法があります。
まずは角度を設定するプログラムです。
実行プログラム
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Sub Sample4_11_8() Range(Cells(1, 1), Cells(1, 3)).Orientation = 45 End Sub |
次に定数を設定するプログラムです。実行後の文字の向きを確認してみてください。
実行プログラム
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Sub Sample4_11_9() Cells(1, 1).Orientation = xlHorizontal Cells(1, 2).Orientation = xlDownward Cells(1, 3).Orientation = xlUpward Cells(1, 4).Orientation = xlVertical End Sub |