2つの文字列を比較する

今回は文字列の比較についてメモしておきます。

文字列比較にはStrComp関数を使います。
StrComp関数は、2つの引数の文字列を比較し、その結果を返します。

結果 戻り値
第1引数が、第2引数より小さい -1
第1引数が、第2引数と等しい 0
第1引数が、第2引数より大きい 1

また文字列比較の種類を指定することもできます。

Option Compareステートメント 宣言なし



実行プログラム

実行前
実行後


  • Option Compareは宣言されていない場合、バイナリ比較が既定値となります。
  • 文字列比較の種類(第3引数)を省略すると、Option Compareの設定が適用されます。

Option Compareステートメント 宣言あり(テキスト)



実行プログラム
実行前
実行後


  • 文字列比較の種類(第3引数)を省略すると、Option Compareの設定が適用されます。
    ここでは”Option Compare Text”を設定しているのでテキスト比較が行われています。


文字列比較の種類を指定



実行プログラム
実行前
実行後


  • “vbBinaryCompare”を指定すると、大文字小文字、全角半角、カタカナ平仮名は区別されます。
    その為、等しくないという結果になりました。
  • “vbTextCompare”を指定すると、大文字小文字、全角半角、カタカナ平仮名は区別されません。
    その為、等しいという結果になりました。