文字列を検索する

今回は文字列の検索についてメモしておきます。

ある文字列の中から指定された文字列を検索するには、InStr関数/InStrRev関数を使います。
Instr関数とInstrRev関数の構文は同じではないので注意が必要です。(パラメータの順序)

文字列の先頭から検索する


先頭から検索する場合はInStr関数を使います。

実行プログラム

実行前
実行後


  • 開始位置は省略しているので、1文字目から検索されます。


文字列の先頭から開始位置を指定して検索する


ここでは、14文字目を開始位置として指定しています。

実行プログラム
実行前
実行後


  • 14文字目から後を検索対象としているため、グレーアウトされている部分に
    検索文字列があったとしても無視されます。


文字列の最後から検索する


最後から検索する場合はInStrRev関数を使います。

実行プログラム
実行前
実行後


  • 開始位置は省略しているので、”最後の文字より前の部分”の文字から検索されます。

文字列の最後から開始位置を指定して検索する


ここでは、19文字目を開始位置として指定しています。

実行プログラム

実行前
実行後


  • 19文字目より前の部分を検索対象としているため、グレーアウトされている部分に
    検索文字列があったとしても無視されます。


文字の種類に関係なく検索する


大文字小文字、全角半角、カタカナ平仮名を区別せずに検索することも可能です。

実行プログラム
実行前
実行後

memo バイナリ比較、テキスト比較の考え方については、前項を参照してください。
(2つの文字列を比較する)