ウィンドウ枠を固定する

今回はウィンドウ枠の固定についてメモしておきます。

ウィンドウ枠を固定する

Window.FreezePanesプロパティをTrueに設定することでウィンドウ枠を固定することができます。

実行プログラム

Sub Sample6_16_1()

    Cells(3, 2).Select
    ActiveWindow.FreezePanes = True

End Sub

Sub Sample6_16_1()

Cells(3, 2).Select

ActiveWindow.FreezePanes = True

End Sub

実行前

実行後

注意
ウィンドウ枠の固定がされている状態で、別のセルでのウィンドウ枠固定の設定をしても無効となります。

実行プログラム

Sub Sample6_16_2()

    Cells(9, 3).Select
    ActiveWindow.FreezePanes = True

End Sub

Sub Sample6_16_2()

Cells(9, 3).Select

ActiveWindow.FreezePanes = True

End Sub

実行前

既にウィンドウ枠が固定されている。

実行後

ウィンドウ枠の固定場所は変更されない。

ウィンドウ枠の固定場所を変更するには、一度解除する必要があります。

ウィンドウ枠が固定されているか調べる

Window.FreezePanesプロパティの設定値を確認します。
またWindow.SplitRowプロパティ、Window.SplitColumnプロパティでウィンドウの分割位置を取得することができます。

実行プログラム

Sub Sample6_16_3()

    If ActiveWindow.FreezePanes = True Then
        MsgBox "行番号:" & ActiveWindow.SplitRow & vbCrLf & _
               "列番号:" & ActiveWindow.SplitColumn
    End If

End Sub

Sub Sample6_16_3()

If ActiveWindow.FreezePanes = True Then

MsgBox "行番号:" & ActiveWindow.SplitRow & vbCrLf & _

"列番号:" & ActiveWindow.SplitColumn

End If

End Sub

実行結果

ウィンドウ枠固定を解除する

Window.FreezePanesプロパティをFalseに設定します。

実行プログラム

Sub Sample6_16_4()

    ActiveWindow.FreezePanes = False

End Sub

Sub Sample6_16_4()

ActiveWindow.FreezePanes = False

End Sub